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FX(外国為替証拠金取引)のはじめ方 > くりっく365にかかる税金
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くりっく365の取引をはじめる前に、まずは、取引後にかかってくる税金について把握しておきましょう。
くりっく365の税金は、申告分離課税 (しんこくぶんりかぜい) となっています。
…っと、いきなり専門用語が出てきましたが、決してわざと難しい言葉を使ったわけではありません(笑)。
申告分離課税は、はじめからこういう名前の税金ですので、これから説明する仕組みといっしょに合わせて覚えましょう。
- 申告分離課税とは
申告分離課税とは、毎年1月〜12月までの間に利益がでた場合、その20%にあたる金額を納めなければならない税金のことです。
また、最初に“申告”と付いているように、毎年2〜3月の確定申告の時期には、自分でいくら儲けたかを申告する必要があります。
もし、申告せずにうっかり放っておいたり、隠しておくと、脱税(税金逃れ)とみなされ、さらに高額な超過金を払わなければならなくなりますので、忘れずに申告しましょうね(^^ゞ。
また、くりっく365では、次のような税制優遇が受けられますので、当てはまる時は、節税のためにもしっかり活用しましょう。
税制上の優遇 (他の上場先物取引と損益通算ができる)
くりっく365で儲けたり、損したりすると、その損益をほかの取引所で行われている商品先物取引や日経225先物、オプション取引などと相殺することができます。
この場合、次のようなメリットが生まれます。
《 例 》
・ くりっく365で 80万円儲けた。
・ 大豆の先物取引で−30万円損した。
⇒ 合計すると50万円なので、その金額に対してのみ税金がかけられる。
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税制上の優遇 (損失の繰り越し控除)
また、くりっく365で損失が出た時に利用したいのが、この仕組みです。
くりっく365で損した場合、翌3年間は損金と同じ金額に達するまで税金がかかりません。
例えば、2006年の損失が100万円で、2007年の利益が30万円なら、前回の損失が繰り越しできるため税金はかかりません。
さらに、2008年に35万円の利益が出たとしても、繰り越し損失がまだ70万円残っていましたので、やはり税金はかかりません。
つまり、こうして前年の損失を3年間で使い倒すことができる制度です。
なお、この制度は、くりっく365だけが使える制度ですので、税金の仕組みが異なる、非くりっく365や外貨預金といった為替取引では利用できません。
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